運動をすると健康に良い、とよく言われますが、実際どのような効能があるのでしょうか。ここでは、体を動かすことのメリットを簡潔にまとめました。
疲れにくくなる
運動により心肺機能が向上すると、体を動かしても疲れにくくなります。体は鍛えれば順応するものです。現在よりも強度の強い、または時間の長い運動に慣れれば、日頃の動作ではより疲れにくくなります。
筋力の維持
筋肉は使わないとどんどん弱っていきます。年を重ねても不自由なく体を動かしたいなら、運動を続けるべきです。年をとって動けなくなってからいざ運動をしようと思っても遅いのです。
体重を管理できる
定期的に運動をしてカロリーを燃焼することで、肥満になることを避けられます。
生活習慣病の予防
運動をして肥満を予防すると、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の予防にもつながります。若い時は意識することはなくても、積み重なった生活習慣は中年以降に顕著に体に影響を及ぼします。複数の生活習慣病を持っていると、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気にかかりやすくなります。
精神の安定
定期的な運動は、うつ状態や不安感の軽減にもつながります。抑うつ症の人などは外出自体が億劫になりがちですが、家で筋肉トレーニングをするだけでもある程度の効果が期待できます。
こうした効能を得るには、無理に激しい運動をしなくても良いのです。軽いものから始めましょう。